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中学入試・算数の出題傾向

2023/03/28
Victoryブログ

こんにちは

Victory学院講師の山田修です

 

昨日は中学入試の時事問題の出題傾向について書きました

今日は算数の出題傾向について書きます

 

大学入試改革や学習指導要領の改訂によって

中学入試の出題傾向は大きく変わっています

特に算数は出題傾向にさまざまな特徴があります

 

中学入試において算数は受験生の多くが

まず何とかしなければと一生懸命になる中心科目です

小学校の範囲を超える問題が出題されることもあり

きちんと対策をする必要があります

 

このことはこれまでと変わりがありません

 

ですが最近の算数の出題の傾向として

一見受験勉強でやったことがある問題のように見えて

実は違うタイプの問題が出題される傾向が強まっています

 

単にパターンを暗記しただけでは解けない

ですが「見たことがある」問題に引き付けて考えることが

できれば解けるという問題も少なくありません

 

解答も単に解答だけを書くのではなく

解き方や考え方といった思考のプロセスを記述するように

なっています

 

なぜこのような傾向になってきたのでしょうか

 

これは「読むこと」「書くこと」を億劫がらずに

自分の手と頭を使って考える子どもに入学してほしい

という学校からのメッセージが込められているのです

 

文章を正確に読み

情報を整理して筋道を立てて答えを見つける

そして解答までの道筋を相手にもわかるように伝える

論理的思考力を問うているのです

 

この力が身についていれば

受験本番で見たことのない問題が出題されたとしても

問題文の情報を整理して

最適な解き方を自分で考えて解いていきます

 

数年前に早稲田大学政経学部の入試で

数学が必須になったことが話題になりました

 

数学によって培われる論理的思考力は

大学受験だけでなく社会に出てからも必要な力です

 

世の中が論理的思考力を持つ人材を求めていると

いうことです

 

ただし論理的思考力を持っていたとしても

計算を間違えれば得点できません

正確で早い計算能力も高めるよう受験勉強を進めることも

必要です

 

お子さまの算数の勉強を見るときは

論理的思考力と計算能力をバランスよく高めていくよう

進めてください

 

最後までお読みいただきありがとうございます