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子どもを叱るときに気をつけたいこと

2023/03/29
Victoryブログ

こんにちは

Victory学院講師の山田修です

 

「何を言っても聞いてくれない」

「叱れば叱るほど反抗的になる」

「一言えば十言い返してくる」

 

子どもに何か言おうとしても聞いてくれず

お悩みの方もおられると思います

 

思春期に差し掛かった子どもは反抗期でもあり

声掛けや叱り方が難しい時期でもあります

 

思春期は子どもの身体は急激に変化します

身体はどんどん大人に近づいていきますが

心はまだまだ子どものままです

体の成長に心が追いつかず

不安やストレスを抱えることも少なくありません

 

と同時に子どもが自分で考えて行動したいという

自我が強まる時期です

自分で考えて判断し自分の力でどうにかしたいというのが

思春期の子どもの特徴です

 

親の言うことが正しいとは心ではわかってはいますが

いつまでも親から子ども扱いをされていると

「自分の気持ちをわかってくれない」

とますます言うことを聞かなくなることもあります

 

そのようなときは言い方を変えることで

子どもに聞かせたいことを伝えることもできます

 

叱るときにはあれもこれもと言いたくなります

「どうしてこんなにテストの点数悪いの」

「ちゃんと勉強しなかったからでしょ」

「今日の宿題は終わったの」

 

言い始めると次から次へと言いたいことが

頭に浮かんできます

 

ですが言われている子どもにすれば

何が言いたいのかわかりません

 

伝えたいことをひとつに絞ることで

言わなければならないことは子どもに伝わります

 

言い方も気をつけましょう

「あなたはなぜこんなこともできないの」

のように子どもを否定する言い方はしてはいけません

言われた子どもはその場をやり過ごすことしか考えません

 

叱るときは「あなた」を主語にするのではなく

「できなかった原因は?」

とプロセスに目を向けて言うことで

子どもが言葉を受け取る印象が大きく変わります

 

命に関わることや人権を侵すようなことについては

厳しく叱らなければなりません

そのときは子どもに一人の人間として相対しましょう

人間として自分がしたことについては

責任を取らなければいけないということを伝えることも

親の責務です

 

私にも記憶がありますが

中学生の頃は子ども扱いされることが嫌でした

ですが判断が幼いこともまだまだ多いです

 

子ども自身も子どもから大人に成長するために

さまざまな不安や葛藤と多々かている時期でもあります

 

お子さまの声に耳を傾けつつ

自立を見守ってあげてください

 

最後までお読みいただきありがとうございます