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2023年中学入試で出題された時事問題

2023/03/27
Victoryブログ

こんにちは

Victory学院講師の山田修です

 

今年の中学入試で出題された時事問題について

本日は書きたいと思います

 

中学入試で時事問題は大多数の学校で出題されます

配点は10〜30点の配点があり

学校によっては時事がベースになって

全ての問題が作成されていることもあります

 

2023年中学入試の時事問題で多かったテーマは

以下の通りです

 

    ロシアによるウクライナ侵攻 48校

    参議院議員選挙 40校

    新型コロナウイルス感染症 34校

    沖縄復帰から50年 31校

    円安 28校

その他「日中国交正常化から50年」

   「成人年齢の引下げ」「子ども家庭庁」など

※首都圏を中心とする213校が対象(四谷大塚調べ)

 

時事問題は大きなニュースが出題される傾向があります

最も多かったのは昨年2月に始まった

ロシアによるウクライナ侵攻です

かつてロシアやウクライナが属していたソビエト連邦に

関連した問題や

国際連合やNATO(北大西洋条約機構)の役割を問う

出題が多かったです

 

円安や物価上昇について

現在の世界情勢や為替の仕組みといった

小学校では習わない分野の出題もあります

こうした問題に対応するには

単に知識を覚えるだけの学習ではなく

普段から社会で起きている出来事に積極的に向き合い

自分なりの考えを持つことが必要です

 

そのためには子ども向けにニュースをわかりやすく

解説している小学生新聞を読むことも有効です

 

時事問題は理科でも出題されます

例えば外国からやってきて

元から日本にある生態系を脅かす外来種や

マイクロプラスチックなどの有害物質が環境に与える問題

などが出題されています

 

また大雨特別警報やラニーニャ現象などの気象についても

取り上げられています

地震や火山の話題に関連して「ハザードマップ」について

出題する学校も多かったです

 

時事問題は

『これからの時代を生きていく子どもたちに

この社会でどのようなことが起こっているのかを

自分の頭で考えて欲しい』

という学校の強いメッセージが込められています

 

時事問題は現実のさまざまな問題に興味関心を持って

自分自身の頭で考えているかをはかる格好の題材です

 

ご家庭でも親子でニュースを見て感想や意見について

コミュニケーションを取るようにしてください

 

最後までお読みいただきありがとうございます