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何度も何度も

2021/10/18
Victoryブログ
こんにちは。
塾頭山崎です。

今日も個別指導塾Victory学院のHPにお立ち寄り頂き、
誠にありがとうございます。


先週土曜日の朝、入試特訓講座の冒頭、中3生たちに
聞きました。

「毎日何時間勉強しているの?」

ひとりずつ聞いていきました。

「一時間」
「大体一時間」
「一時間半」

大体、この3つの答えでした。

そこで聞きました。

「何時に学校から帰ってくるの?」

生徒たちは口々に
「4時くらい」
と答えました。

私「何時に夕食食べるの?」
生徒たち「7時くらい」

私「お風呂と食事合わせてどれくらいかかる?」
生徒たち「1時間くらい」

私「寝るのが10時くらいだとすると残りは?」
生徒たち「5時間」

私「その5時間のうち、聞くと勉強は2時間も
  していない状況。じゃあ、残りの時間は
  何に使っているの?3時間以上」
生徒たち「・・・」
私「ゲームでしょ」
生徒たちは苦笑い。


私はホワイトボードに書きました。

「出し惜しみ」

みんな「何それ?」という顔をしていました。

私は言いました。

「君たちは全力を出していない」

「何で全力を出そうとしないの?」

「だから出し惜しみってこと」

「君たちは受験勉強と期末試験の勉強と両方
やらなければならない」

「その2つを追いかけなければならないのに
1日1時間~1時間半で足りるのですか?」

「甘く考えていない?」

私は続けて

「もう1ヶ月後には期末テストがあり、
そこで君たちの内申点が決まる。

「入試の30%が決まる。ここで成績がUP
すれば、当日の点数(70%)に余裕が
生まれるが、失敗すればプレッシャーが
増えることになるのだよ」

「試験日は決まっているので、どんどん時間が
 なくなっていっている状態」

「君たちは私に高い目標を掲げましたが、
 今のその勉強量で達成できるのでしょうか」

朝一番からこのような「お説教」を食らい、
生徒たちは黙っているしかありませんでした。

私は「家で勉強できないのであれば、教室に来れば
いい。自習するスペースはあるよ」と伝えました。

その後、入試特訓講座に入っていきましたが、
夕方、帰る前に一人の生徒が

「先生、来週から学校から帰宅したら教室に来ます」
と言ってきました。

私は「いいぞ。この机を使えばいい。集中できるよ」
と生徒を自習スペースに連れていきました。




両サイドがパーティションで仕切られているので
自習しに来る生徒はここを使います。

生徒から「何時までできるのですか」と聞いてきたので
「22時まで」と答え、生徒は「分かりました」と言って
帰っていきました。

子供たちは一度言っただけでは「伝わらない」のです。
何度も何度も言っていってあげないといけないのです。

この生徒がしっかりと勉強する環境を用意してあげて
「持続」できるようにしてあげたいと思います。

今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。