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ノートの取り方

2023/10/31
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

テスト前に勉強している子どもたちをみていると、

丁寧にまとめノートを作っても点数が伸びなかったり、

ノートを取るのに時間がかかって効率が悪いと

悩んでいるケースがあります。

 

本日は、そのような悩みを持っている子どもに向けて

ノートの取り方やまとめ方について書きます。

 

ノートを取る目的は

「情報を記録するため」

「情報を定着させるため」

の2つです。

 

人は見たり聞いたりしたことの多くを

「短期記録」として保存します。

ですので授業中に先生が板書したことや話したことは

記録しないと頭から消えてしまいます。

 

ですが、ノートを取ることで情報として記録すると、

後から見直して思い出すことができるようになります。

 

また、見直すときにノートをまとめることで

記憶の定着の効果があります。

 

つまり、ノートを取り、後から見直すことで

「短期記憶」を「長期記憶」に変えることができます。

 

情報の「記録」・「定着」という観点から

ノートを取るときにやってはいけないNG行為は

以下の通りです。

 

【板書をそのまま書き写す】

板書をそのまま書き写すだけだと「受動的な学習」となり

記憶の定着の機会を無駄にしてしまいます。

・内容を理解しながら自分の言葉で書く

・教科書に一言一句同じことが書いてある場合は書かない

・先生が話した内容のうち大事だと思ったところを書く

といった工夫をしながらノートを取ることが大切です。

 

【綺麗に書くことに時間をかける】

テスト前にノートをまとめるときに、

何色もカラーペンを使って書いたり、

図やグラフを必要以上に書くことは時間の無駄です。

勉強の目的は綺麗なノートを作ることではありません。

覚えること、理解することが重要です。

 

東大合格生のノートに関する著書を複数持つ太田あや氏は

・ペンの色は基本3色

・自分なりのルールを決めて色分けする

の2点を勧めています。

3色とは「黒色」「一番重要な部分に使う色」

「大切な部分に使う色」です。

 

またイラストや記号を描くことも有効です。

イラストや記号を盛り込んだノートは

文字だけのノートと比べて記憶に残りやすいです。

 

【書き過ぎてしまう】

余白がなく端から端までびっしりと字でノートを埋めると

見直したときに何か書いてあるかがわからず、

復習にも時間がかかってしまいます。

余白のあるノートにすることで、見やすくなりますし、

見直しの際にメモを書きやすいです。

 

ノートは見直しをする際に最大限の効果を発揮します。

復習を効果的に行えるように工夫してノートを取り、

ただ写しているだけの受動的な勉強から抜けだし、

能動的な勉強を進めるよう

ご家庭でもお子さまをサポートしてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。