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段取り八分に仕事二分

2022/10/06
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

「段取り八分、仕事二分」という言葉を

お聞きになられたことがおありだと思います。

 

『段取り』とは

『事の順序・方法を定めること。』(広辞苑より)

ある目的を達成するためには、

最適な準備をすることが必要です。

準備不足のまま事にあたってもうまくいきません。

途中で行き詰まってしまいます。

 

何かを成し遂げたいときは「5W1H」で考えます。

 

Why(なぜ)

What(何を)

When(いつ)

Where(どこで)

Who(誰が)

How (どうやって)

 

この中で私は「Why(なぜ)」が最も大切だと

思っています。

 

例えば中学3年生に勉強について考えさせる場合、

なぜ勉強するのかその目的が明確でないと

毎日の勉強も単なる作業になってしまいます。

 

(Why)なぜ勉強するのか?

将来就きたい職業に就くため。

(What)そのためには何をすればいい?

○○学部のある大学に入学する。

(When)いつ?

18歳で。

(Where)どこで?

志望大学で。

(Who)誰が?

自分が。

(How)どうやって?

入試に合格して。

 

(What)合格するためには何をすればいい?

まず高校に合格する。

(When)いつ?

○月△日(入試日)に。

(Where)どこで?

志望校で。

(Who)誰が?

自分が。

(How)どうやって?

受験勉強をして。

[以下続く]

 

と「Why(なぜ)」が明確だと、

やるべきことがはっきりします。

やるべきことがはっきりすれば、

それをどのように進めていくかの段取りを決めます。

 

段取りで一番大切なことは『優先順位』です。

 

受験は広い範囲を満遍なく勉強する必要があります。

しかし受験日までの時間は限られています。

限られた時間に効率よく勉強を進めなければいけません。

 

どの入試科目も基礎基本を固めることは大切ですが、

全科目を同じ時間進めていては非効率的です。

 

学校の定期テストや校外模試などで弱点を確認し、

弱点を克服することを優先して取り組むことが

求められます。

 

段取りを組んだ後は「仕事二分」勉強を進めていきます。

このときお子さまには「克服すべき弱点」と

「勉強の計画」を書き出すように言ってください。

勉強の見える化をすることで、子どもは理解や定着が

どこまで進んだかを確認することができます。

親御さんも我が子がどんな勉強を、どこまで進めているか

把握でき、アドバイスやサポートもしやすくなります。

子どもも家族で応援されていることが実感できます。

 

受験勉強に限らずお子さまの勉強をサポートする意味でも

勉強の見える化は大切です。

子どもの勉強を家族みんなでサポートするために、

「段取り」と「勉強の見える化」を進めてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。