こんにちは
Victory学院講師の山田修です
このブログは塾講師が書いているので
どうしても受験のことがメインになってしまいます
ですが中学校に進学する子どもは
全員が受験をするわけではありません
受験しないで公立中学校に進学するお子さまをお持ちの
保護者の皆さまは
「中学に向けて勉強を始めた方がいいのでは…」
と心配される方も多いのではないでしょうか
中学校に進学する準備として
「小学校の復習」や「中学校の先取り学習」
を考える方が多いと思います
それらは大事ですし取り組んでいただきたいことです
ですがそれ以上に大切なことは「意識を変える」ことです
小学校では授業をしっかりと聞いていれば
授業の内容は理解することができます
授業内で復習や予習を行うこともできますので
授業内容の理解を深めることもできます
ですが中学校は教科書の内容が増えるので
授業の進み方がスピードアップします
「授業で教えた＝理解した」という形で授業が進むので
自分で復習を行わないと
授業についていけなくなる可能性が高くなります
英語に関して言えば
小学校では英語に触れて楽しむという要素が強いですが
中学校では文法を勉強するなど学問の要素が強くなります
慣れ親しむものから知識として学ぶことに変化するので
戸惑いがあるかもしれません
算数も中学校では『数学』に変わります
算数は「答えを正確に出すこと」が重視されますが
数学は「答えに辿り着くまでのプロセス」が重視されます
そのため記述問題や証明問題が多くなります
その他授業時間が長くなったり
定期テストが行われるようになるなど
小学校と中学校では様々なことが変わります
こうしたことを意識しないで小学校のつもりで勉強しても
学力がなかなか上がらないことがあります
中学校入学前にしておきたいことは以下のとおりです
○算数の基礎の定着
小学６年生の内容や分数の計算はできるように
復習しておきましょう
○英語の準備
アルファベットの大文字・小文字は書くことができるよう
練習をしておきましょう
さらに短文を覚えると中学校での勉強が楽になります
○学習習慣の定着
自分で考えて勉強をするという習慣が身についていないと
中学校入学後の課題の量についていけなくなったり
テスト前に何をすればいいかわからなくなったりして
成績が伸びない子どもが大変多いです
中学校生活の良いスタートを切ることができるよう
入学式までの２ヶ月は大切です
今できることを取り組むよう
お子さまをサポートしてあげてください
最後までお読みいただきありがとうございます
