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完璧な親などいない

2021/12/03
Victoryブログ
こんにちは。
塾頭山崎です。

今日も個別指導Victory学院のHPにお立ち寄り頂き
誠にありがとうございます。

保護者と色々話をさせて頂く機会が多いですが、
メールでの相談も頂きます。

その際、私が気をつけていることは、
「誰の課題か」
ということです。

「子どもが全然勉強しない」
「子どもがゲームばかりしている」
「子どもが夜遅くまで起きている」
「子どもが朝起きないので起こしている」
などなど
他にもたくさん不平不満があることと思います。


特に思春期に入った子供たちは手強いです。
でもお考えいただきたいのは
「誰の課題か?」
ということです。

子供が勉強しなくて困るのは「本人」で、
保護者は困りません。

夜遅くまで起きていて翌日眠くなっても
保護者は困りません。

子供が朝起きないで学校に遅刻しても
保護者は困りません。

かといって、全く放っておくのはどうかと
お思いであれば、「声かけ」だけしてみては
どうかと思います。


「勉強しない」のであれば、
「お母さんには勉強していないように見えるけど、どう?」

「夜遅くまで起きている」のであれば、
「お母さんは翌日のために早く寝た方がいいと思うけど、どう?」

「朝起きない」のであれば
「お母さんは今後「○○時だよ」とだけ声掛けするからね」

という具合に声掛けをされてはいかがでしょうか。


ここでのポイントは
「お母さんは○○だと思う」
というI(アイ:英語の「私」)メッセージを使う事です。

それをYou(ユー)メッセージを使ってしまうと
子供に拒否される可能性があるのです。

「勉強していないけど」と言ってしますと
主語はあなたなので、子供から「しているし」
と言われてしまうのです。


自分はこう思うけど、あとは「自分で判断してね」ということです。

親として「こうした方がいいと思うよ」ということは伝えて頂いていいと思います。


あくまで「結果責任」は「子ども自身」に取らせるのです。


例えば、朝起きなくて学校に遅刻し、
帰宅した時に「何で起こしてくれなかったの?」などと言われても関係ありません。


子供の中では「親に起こしてくれるまで寝ていよう」と決めているのです。


それに付き合う必要はありません。
それではその子供はいつまでも「自律(自立)」できません。


私たちは子どもが生まれた時から「親」になりますが、当然子供たちとぶつかります。

「完璧」を求めないことです。
「完璧な親」などそうそういないでしょう。


親と子供では生きている時代が違うので「価値観」が違うのです。

だから「話し合って」色々と「家族のルール」を決めていけばいいと考えます。


「子どもから何時に帰ってくるのか連絡がない」

とか

「食事の準備」や「洗濯のタイミング」が狂う

とか

「子どもの行動に親が合わせる」と不平不満につながります。


だから「家族のルール」を決めてもらえばいいと思います。


そのルールを破った時には子どもが「自分で」やればいいだけです。

子供はそのうちに「判断」して行動していくようになります。

それが子供の「自律(自立)」につながっていくのです。


子供が自律(自立)するには時間がかかりますし、
忍耐が必要です。

だから、教室と連携していければと思っています。

今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。