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作文・小論文⑵何を書くか?

2022/12/16
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

昨日は作文・小論文の書き方について書きました。

本日は「何を書くか」を述べます。

 

昨日も書きましたが、入試での「作文・小論文」とは、

あるテーマに対して自分の意見を理由や根拠を示して

説明する文章です。

 

入試で出題のパターンはおよそ3つに分けられます。

○課題文を与えられ、それを読んで論述する

○指定されたテーマについて意見を述べる

○表やデータを読み取り問題点や課題について書く

志望校の出題形式や傾向は過去問で確認しましょう。

 

作文・小論文を書くときは、与えられたテーマに対して

自分の考えや立場をはっきりさせることが大切です。

賛成なのか反対なのか、どう考えるのかを一つ決めます。

考えや意見は1つに絞りましょう。

たくさん書くと考えの軸がブレます。

 

それが決まれば、なぜそのように考えるのかという理由を

肉付けしていきます。

そのように考えるきっかけとなった自分の体験や出来事を

書きます。

そしてその体験や出来事から自分が得たことを

書きましょう。

ここも多くのことを書く必要はありません。

一番大きな理由と考えることを1つかせいぜい2つまで

書けばいいでしょう。

 

そして最後に自分の考えや意見をまとめます。

このまとめでは最初に述べた自分の考えや立場に反する

ことがないように気をつけましょう。

ここで合格した場合学校生活をどのように送りたいのかを

書くといいでしょう。

 

このように入試の作文・小論文は

    序論(テーマに対する自分の考え・意見)

  ↓

    本論(なぜそう考えたのかの理由や根拠と

 そう考えるきっかけとなった体験や出来事)

  ↓

    結論(序論で書いたことをまとめる)

の順番で書くといいでしょう。

ただし200字程度の短い作文や段落構成を指定している

場合は、この型にこだわる必要はありません。

 

作文・小論文をいきなり解答用紙に書いてはいけません。

問題文を読んでテーマを把握し、解答条件を確認します。

それからどんなことを書けばいいのかアイデアを出して

文書構成を考えてから解答用紙に書いていきましょう。

書く内容が曖昧なまま書き始めると結論がはっきりしない

文章になり、大きく減点されます。

最初に書く内容と順番を決めてから書きましょう。

 

入試の作文・小論文は「型」があります。

この「型」は練習で習得することができます。

入試に作文が課せられる子どもは文章を書く練習を

たくさんして、合格を掴み取りましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。