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『ご褒美』はあり?なし?

2022/08/18
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

1学期の成績が良くなかったのに

夏休み中もあまり勉強しているようには見えない。


そろそろ受験勉強に本腰を入れなければいけないが

一向に机に向かわない。


どうすれば我が子にやる気スイッチが入るのか?

お悩みの方も多いと思います。

 

やる気を起こす方法はいろいろありますが、

その一つに「ご褒美」があります。

 

子どもにご褒美を与えることに抵抗がある

保護者の方も多いでしょう。


私も以前は反対の立場でした。

 

勉強は自らやる気を持って行うことが理想ですので、

ご褒美を与えることは望ましいことではありません。

 

ですが、

小学校低学年は自らやる気を持って勉強を

することが難しいです。


ですので、ご褒美を与えることで勉強の意欲を

持たせることも必要です。

 

高学年、中学、高校と学年が上がっていくと

自らのやる気や必要性から勉強に取り組みますが、

やる気が出ないときもあります。


そのようなときはご褒美を与えることに

一定の効果があります。

 

ご褒美を与えるうえで気をつけたいことは

3つあります。

 

一つはご褒美はお金にしないことです。

「勉強はお金をもらってするもの=労働」という印象を

持ってしまい、ネガティブなイメージにもつながります。


それよりも家族みんなでお出かけをしたり、

ゲームを許可するなど子どもがうれしい気持ちになる

心理的報酬が望ましいです。

 

また、

ご褒美は「成果」ではなく「過程」に与えることです。

ハーバード大学のローランド・フライヤー教授が

行った実験によると、子どもの学力を上げるためには

「過程」に褒美を与えた方が有効でした。


テストで90点取ればお小遣いをあげるご褒美よりも

1時間勉強したら1時間ゲームをしてもいいという

ご褒美の方が効果的です。

 

三つ目はご褒美には依存性がある点を考慮することです。

頻繁に与えてしまうと「ご褒美がなければ勉強しない」

ということになりがちです。


また、どうすればご褒美をもらえるかを基準に

勉強するようになります。

 

ご褒美を与える目的は、子どものやる気を引き出すことと

そのやる気を継続させることです。


そのために保護者ができることは

ご褒美を与えること以外にもさまざまございます。


お子さまにあったやり方でやる気を引き出し、

習慣化させるよう取り組んでください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。