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「学ぶ」は「真似る」

2022/07/29
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

みなさま「学ぶ」という言葉の語源をご存知でしょうか。

この「学ぶ(まなぶ)」は「真似ぶ(まねぶ)」と同じ語源

という説があります。

 

真似するなんて良くないと思われる方もおられると思います。

何事もオリジナリティが大切だとされている現代では

特にそう思われているでしょう。

 

茶道や花道など日本古来の芸術には「守破離」という教えが

あります。


最初は師匠の教えを徹底して守り、

次に自分の考えや工夫を入れていき、

最後は師匠から離れて自分なりのオリジナルを

見つけていく、という考えです。

 

何かを学び身につけるためには、まずは真似ることから

始まります。

 

お子さまの勉強でもこの考えは活かせます。

 

例えば数学です。

数学は論理的思考が必要だと言われます。


これはその通りですが、初めて見る問題を前にして

「よく考えろ」と言われても解けません。


天才なら解き方がひらめくかもしれませんが、

普通の子どもにはまずできません。

 

まず問題の解き方を「真似る」ことから始まります。

教科書や参考書、問題集でもまずは例題が示されて

解き方が解説されています。


それから何問か基本問題があり練習問題、演習問題へと

続きます。


まずは例題により解き方を真似、基本問題で解き方を

真似できるようになったかを確かめます。


そこで解けないようであれば、模範解答を真似て

解けるようになるまで繰り返します。


ですので参考書や問題集は解答が詳しく書かれている

ものを選んでください。

 

その後に練習問題・演習問題に進みますが、

例題や基本問題とは違う傾向の問題もありますが、

そのときは先に真似したものとどう違うのかを

確認します。

 

こうした演習を続けることで、数学が苦手だという

状況からは脱することができます。

 

数学が苦手だという子どもは、演習量が足りません。

まずは演習を徹底して繰り返してください。


これは他の教科でも同様です。

 

「学ぶ」は「真似る」ことから始まります。

勉強が苦手な子どもはそこから始めてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。