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(中2)New Horizon Unit4 Scene② 重要なセンテンス

2021/11/04
Victoryブログ
こんにちは。
塾頭山崎です。

今日も個別指導Victory学院のHPにお立ち寄り頂き
誠にありがとうございます。

今回は中2用NewHorizon Unit4 Scene②を見ていきます。

前回は助動詞【have (has) to】と【do (does) not have to】を習いました。


今回は同じ助動詞【must】と【must not】を見ていきましょう。


【Key Sentence】

You must come home early.
(あなたは家に早く帰って来なければならない

You must not go out alone.
(あなたは一人で外出してはならない

must not の短縮形は「mustn't」
【発音】マスント

このMustは誰でも使えて、形は「have to」のように主語によって変化しません。

よく試験に出てくるのが、この否定形です。

You must not go out alone.
を意味を変えずに別の言い方にしなさい。
というような問題がよく出ます。

あなたは答えが分かりますか。


この答えは、



Don't go out alone.」です!

あと、注意しなければならないのが、

「must not」と「don't have to」は意味的に
「=」(イコール)ではなく、むしろ、

「正反対」

ということです。

「must not」(~してはならない)


「don't have to」(~しなくてもいい)

は全然違いますので、要注意です!
では、本文を見ていきましょう。
ホームステイ先で海斗君がウィルソンさんと話をしています。


(海斗) Are there any house rules?
    (家のルールはありますか)

(ウィルソンさん)Yes. You must come home by six.
  (はい。6時までに帰宅しなければならない)

(海) Six o'clock? Isn't that a little early?
  (6時? 少し早くないですか

(ウ) Well, we have dinner at six.
  (まあ、私たちは夕食を6時に取ります)

(海) I see.
  (わかりました)

(ウ) And if you have a special plan later in the evening, you must not go out alone.
  (そして、もし夕方以降、特別な計画があったら、一人で外出してはいけません)

(海) Oh,... Isn't it safe in the evening?
  (夕方は安全ではないのですか

(ウ) No, not for young boys and girls. I'll take you there and pick you up.
  (はい、若い男女にはね。私が送ったり、迎えに行ったりしましょう)

(海)    OK. I understand.
  (OK、分かりました)

今回の会話文は非常に会話をする上で大切な表現がたくさん入っています。

まずは「否定疑問文」(~ではないのですか)です。

これは日本人にとって非常に混乱する表現です。

例えば、
日本語で「お腹空いている?」と聞くと

「空いている」場合は、「はい」
「空いていない」場合は、「いいえ」
と答えますよね。

逆に「お腹空いていない?」と聞くと
「空いている」場合、「いいえ、空いている」
「空いていない」場合、「はい、空いていない」
と答えますよね。


英語の場合は、

Are you hungry? と聞かれたら

「空いている場合」、Yes, I am.
「空いていない場合」、No, I'm not.

と答えます。ここは大丈夫でしょう。

ところが、英語で

Aren't you hungry?(お腹空いていない?)
と聞かれたら

「空いている場合」、No. I'm hungry.
(いいえ、空いている)
と答えてしまうケースが多いです。

このように言われると外国人は
「空いているのか、空いていないのか、どっちやねん!」と混乱するのです。


つまり、英語では、
「空いている?」と聞かれようが
「空いていない?」と聞かれようが、

「空いている」場合は、Yes, I am.
「空いていない」場合は、No, I'm not.

となるのです!

だから、本文中にあった
Isn't it safe in the evening?」
(夕方(晩)は安全ではないの?)

という質問に対し、

「安全ではない」と言っているので
ウィルソンさんは「No」と答えています。

この事は今回のテストに限らず、大学受験でも
出て来ますので、今のうちにしっかりと脳みそに
刻み込んでおきましょう!

あと、私たち大人も中学生の時に習った
「must」と「have to」は「同じ意味」という
ことは「必ずしも「イコール」ではない」です。

これも試験に出ることは多分ないと思いますが
知っておくと微妙な「ニュアンス」の違いが
知れていいかと思いますので、書かせて頂きます。


「must」は義務や命令を表すと教科書に書かれていますが、話者の考えが入っています。


例えば、
「You must study hard!」
(あなたは一生懸命勉強しなければならない)

といったところで、言われた本人次第ですよね。勉強しなくても話者は困りません。

ところが、
「You have to have a driver's license to drive.」
(運転するには免許証を持っていなけれならない)

といった場合、持っていなければ捕まります。
つまり、「have to」の場合は、「外的要因」
が入ってくるのです。

これらを使い間違えても大きなトラブルになる
ようなことはないと思いますのでご安心を。

いかがでしたか。
ご参考になれば幸いです。

今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。