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大学受験は大きく変わりました

2020/04/09
Victoryブログ

コロナウィルスの影響で、

それ以外のことが忘れ去られてしまったかのようですが、

大学受験に関して、お話させて頂きます。

2019年度は、大学入試改革もあり、大学受験生の意識の中で

「安全志向」が見られました。

ここ数年、文部科学省から私立大学に対し

「定員の厳格化を守らないと助成金をカットする」

という脅しがあり、私立大学入試がかなり「難化」しました。

どういうことかと言いますと、

従来、私立大学は定員よりも多くの合格を出して、入学をさせていました。

例えば、定員1000人のところに1100人とか1200人の合格を出していたのです。

私立大学側は、それらの合格を出すことにより、

「入学金」「授業料」などを得ていましたが、文部科学省側は、

「そんなに余分に合格を出すのであれば、助成金は要らないね」

と言い始めたのです。助成金をカットされたら私立大学も困るので、

定員1000人ならば1000人にできるだけ近づけようとします。

しかし、「定員割れ」は回避しなければなりません。

そこで、出てきているのが、「補欠合格」や「繰り上げ合格」です。

私立大学側は、合格者数を絞って出し、「辞退者」が出ると、

定員を埋めるために「追加」で合格者を出すのです。

どういうことが起きるかというと、

身近に330日に2つの大学から「追加で合格しました」

という連絡を受けた受験生がいました。その受験生は、

事前にB大学から「追加合格候補」の通知をもらっていましたが、

追加で合格が決定した場合に連絡があるとされる期間を過ぎていたので、

B大学は「不合格」だと思っていたのです。

しかし、かなり遅れて合格連絡がありました。驚きです。

C大学は、「追加合格候補」の通知もなく、

突然、30日の夜に電話をしてきて、

いきなり「合格」の連絡をしてきたのです。

このように、「最後の最後」まで分からないのが、

今の大学入試なのです。困るのは、保護者ですね。

このご家庭は先に合格をもらったA大学に

入学金や授業料を支払ってしまっていたため、

このようにあとでランクが上の大学から合格通知が来ると、

A大学の返金を待たずにそちらの入学金なども

用意しなければなりません。(;^_^A 親は大変ですね。