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2023年中学受験の傾向

2023/03/08
Victoryブログ

こんにちは

Victory学院講師の山田修です

 

少子化が進む中で中学受験者は増加しています

今年度の首都圏の受験者は66,500名で

8年連続で増加しています

中学受験率も22.6%と過去最高を記録しています

 

志望校の動向は「高大接続」がキーワードとなっています

大学の附属校や系列校のように内部進学する割合が高い

中学校が注目され人気を集めています

特にMARCHの系列校がブームになっています

 

大学受験勉強で膨大な時間を費やすことなく

中高6年間を存分に謳歌してほしいという思いや

お子さまが指向する専門的な教育を早めに進められる

というご家庭の意向がそこにはあると思います

 

公立中高一貫校も注目度が上がっています

 

公立中高一貫校になった都立学校は伝統校が多く

学校ごとに独自の文化や特徴があります

 

また6年間を見通した一貫性のあるカリキュラムで学び

大学受験に備えることができることが魅力です

 

私立中学校〜高校では6年間の学費が約690万円ですが

公立中高一貫校では約190万円と

経済的な負担が小さいことも人気の理由の一つです

 

出題傾向では文章をしっかり読まないと解けない

読解力が求められる問題が増えています

 

算数では条件設定を正確に細かく伝えようとする出題が

増える傾向にあります

どこかで見たことがあるような定型の問題も多いですが

よく読まないと題意がつかめない問題が多くなっています

 

国語では説明文と物語文と違う文章を読ませて

それから設問するという傾向になっています

 

また解答方式も択一式ではなく

『正解に全て○を入れなさい』というように

複数の正解を解答する問題も見受けられます

ある学校では5つの選択肢中4つが正解という

トリッキーな問題も見られました

 

社会や理科も国語と融合したような

教科をまたいだ出題が見られます

 

このように難関校といわれる学校では

意表をつく問題が出題される傾向が強いですが

中位校では依然として習熟問題が多く出題されています

 

今後も中学受験は志願者数の増加が続き

競争も激しくなると思われます

 

中学受験を考えているご家庭は

お子さまに期待をかけすぎて追い込むことは避けましょう

 

お子さまにさまざまな環境を用意して好奇心を育むよう

寄り添いサポートをしていくことが何よりも大切です

 

最後までお読みいただきありがとうございます