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「分らない」を「分かる」にするには

2022/07/08
Victoryブログ
こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。

我が子が勉強しているときに
「この問題が分からない」
と苦しんでいる様子でいることはありませんか?

いくら考えても問題が解けず、時間がどんどん
すぎていく。
イライラした気分になり、ストレスも溜まります。
そんな様子では勉強の効率の上がりません。

「分からない」を解消して「わかった」にするため
の方策を考えてみます。

「分からない」原因は次の3点にあります。
知識がない
知識はあるがうまくつながらない
問題が難しすぎる

「1.知識がない」は2つの原因が考えられます。
・勉強をしていない
・勉強はしているけれども定着しない

勉強をしなければ分からなくなるのは当たり前です。
勉強しない→分からない→「知識」がない→
授業についていけなくなる→ますます分からなくなる
→ますます勉強しなくなる→ますます「知識」がない
→・・・
の悪循環に陥ります。

これは、前の学習が定着しないまま
次の学習に進んでいるためです。
特に数学や英語は前の学習内容が理解できていないと
次の単元が理解できない積み上げ型の教科です。
例えば中学1年生の最初に習う「正負の数」の計算が
できなければ、次の単元の「文字と式」もわかりません。

これを解決するには
単元や学年を遡って勉強し直すしかありません。
まずはどこで躓いているかを確かめましょう。
躓いた単元が分かればそこまで遡って勉強しましょう。

勉強はしているけれども定着しない子は、
「2. 知識はあるがうまくつながらない」ともいえます。
勉強はしているので一つひとつの知識はあります。
ですがそれらが未整理のままの状態なのです。
頭の中でとっ散らかったままなので、
試験のときにうまく引き出せず答えられないのです。

知識を定着させるにはアウトプットが大切です。
勉強で得た知識を思い出し、思い出した内容を外に
出すことで知識は定着していきます。
テスト前に100の内容を一気に勉強するよりも、
毎日1ずつ勉強し復習・確認を繰り返す方が
知識も定着します。

「3.問題が難しすぎる」は、取り組んでいるテキストや
問題集が子どものレベルに合っていないのです。
書店に行けばいろいろな参考書や問題集があります。
どうせならと難し目のものを選んでしまいがちです。

アリゾナ大学が2019年に発表した研究によると、
学ぶうえで最適な失敗率は15%だということです。
問題集を選ぶときも8割程度は解くことができるが、
2割程度は難しい問題集がいいでしょう。
その難しさが勉強しようという意欲を高めます。

分からないことは恥ずかしいいことではありません。
あとは分かるようになるだけなのですから。

保護者の方はお子さまに勉強するよう
指示するのではなく、寄り添ってあげてください。
そしてできたことを認めてあげてください。
親が自分を認めてくれているという安心感が
お子さまのやる気を上げていきます。
そして勉強が分かるようになっていきます。

最後までお読みいただきありがとうございます。