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水辺の事故に気をつけましょう

2022/06/20
Victoryブログ
こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。

先週気になったのは水難事故に関するニュースです。

『多摩川で流された少年2人、死亡 東京・日野市
(6月)19日午後4時過ぎ、東京・日野市の多摩川で、
14歳と13歳の男の子が川に流されました。

2人は救助され病院に搬送されましたが、その後、
死亡が確認されました。』
(2022年6月19日)

夏が近づき、アウトドアレジャーを楽しむ季節と
なりました。
海に、山に、さまざまな体験を楽しめる機会が
増えます。

そこで心配なのが水辺の事故です。
警察庁がまとめた2021年の水難事故の内訳は
水難者 1,625人(うち子ども 183人)
となっています。

月別で見れば7、8月の発生が圧倒的に多く、
海水浴や川遊びなど水辺の事故に気をつけなければ
なりません。

本日は水辺の事故を防ぐため気をつけたいことを
書いてみます。

水辺の事故を防ぐためには、事故につながりやすい
危ない場所を知っておくことが大切です。

河川では、目を離した隙に子どもがコケたりして
溺れることがあります。
必ず大人が付き添い、
子どもだけで遊ばせないようにしましょう。

河川は流れが緩やかに見えても、場所によっては
速くなっていたりします。
また急に深くなるところがあります。

川の中は地形がわからないので、足を滑らしたり
コケたりすることがあります。
そうした場所では危険を知らせる看板があります。
そのような場所にはお子さまが近づかないように
しなければなりません。

河原や中州は、大雨やダムの放流などで
水かさが増し、流れが急に速くなることがあります。
天気の変化に注意して、少しでも雨が降り始めたら
すぐに避難しましょう。

町なかの小さな川や用水路でも毎年多くの事故が
起こっています。
お子さまが近づかないようで保護者だけでなく
地域の方々も見守り、声かけをしていただきたいと
思います。

海でも、河川と同じことを注意します。
それに加えて潮の流れに注意してください。
岸の近くでも沖に流れる早い潮の流れ(離岸流)
により沖に流されることがあります。

万が一溺れた子どもが溺れたときに
絶対してはいけないことがあります。
それは『自分も飛び込むこと』です。
溺れている子どもを助けようとして一緒に溺れ
2人とも命を落とすケースが少なくありません。
まずは大声で助けを求め、
周囲に事故が起きていることを知らせてください。
そして身近にある浮くものを投げます。
クーラーボックスやバケツも救命道具になります。



海や河川でのレジャーは楽しいですが、
事故を防ぐためには自然を甘くみず、
危険を認識して行動してください。

最後までお読みいただきありがとうございます。