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あいまいな言葉遣いに気をつけよう

2022/05/24
Victoryブログ
こんにちは。
Victory学院講師の山田修です。

我が子のテストの点数が点がよくなかった時、
なんと言いますか。

「もっと勉強しなさい」
「とにかく頑張れ」
「しっかり復習しなさい」

親からそう言われて子どもはどう思うでしょう。

「もっとって何時間勉強すればいいの?」
「何を頑張ればいいの?」
「どこまで復習すればいいの?」

子どもはテストの点が悪かったこと、
もっと頑張らなければいけないということは
自分でもわかっています。

そんなときに親から曖昧な言葉をかけられたら
決して良い感情にはならないでしょう。

ではどう言葉をかければ良いのでしょうか。

まず子どもがあなたの話を聞いているのか
確認しましょう。

静かな声が、聴き取れる距離から、落ち着いて
話しかけます。

子どもが振り向いたり、返事をしてくれれば
指示も伝わりやすくなります。

ですが子どもが無視したり生返事をすることも
あります。

それで怒ってしまってつい大声を出したり、
命令口調となりがちです。

そのときはいったんその場を離れ、
少し時間を置いて同じ指示を繰り返します。
感情的にならずに落ち着いて話をしましょう。

話の内容は短く、具体的な行動を伝えてください。

例えば、ゲームに夢中の子どもに宿題をするよう
に伝えたいのであれば

「いつまでゲームしてるの!早く宿題しなさい!」
ではなく

「5時になったらゲームを終わらせなさい」
(5時になりゲームが終わったことを確認して)

「約束通り終わらせてくれてえらいね」
「7時まで宿題をやりなさい」

と、一度に指示することは1つだけにします。
多くても3つまででしょう。

指示は子どもができる内容にしましょう。

5時から7時までの2時間で問題集1冊全部
やり終えるなんてことは不可能です。

指示の内容は『してはいけないこと』ではなく
『してほしいこと』を伝えます。

先ほどの例で、5時になっても
ゲームを終わらせていない場合、

「もうゲームをしちゃダメ!」
ではなく

「宿題しておかないと9時から見たい番組が
あるんでしょ」

「だから今宿題しておこうね」
のような伝え方をします。

指示したことを子どもが実行できたときは
必ず褒めましょう。

褒められると自分が認められたと感じ、
子どもは指示を受け入れやすくなります。

お子さまの自主性に任せるだけでなく、
ときには親が手助けをすることも必要です。

適切な言葉遣い、指示を出しつつ
お子さまの成長を見守っていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。