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受験から学ぶこと

2022/03/16
Victoryブログ
こんにちは。
塾頭の山崎です。

今日も個別指導Victory学院のHPにお立ち寄り頂き、
誠にありがとうございます。


昨日、コロナに罹って2月21日の都立入試が受けられ
なかった生徒の追加合格発表があり、
無事合格していました。

本当におめでとうございます!!


この生徒は中3になって入塾した生徒で、
入塾面談の時に私が
「今、熱中していることは?」
と質問したら、

「前まではゲームでしたが、今は受験勉強」
と答えてくれ、
私はそれを聞いて、直感的に
「この子は志望校に合格するな」
と思いました。

前にも書かせて頂きましたが、
「願望=辛抱」は本当だな、
とつくづく実感しました。

その生徒にとって「○○高校」は
「好きなゲームを「辛抱」してでも行きたい」
という強い「願望」を持っていた訳です。
本当によく頑張ったと思います。感謝。

面白かったのは、中学校の先生がその生徒に
合格発表の前日(つまり月曜日)に
「(志望校で)副教科は何を取りたい?」
と聞いたそうです。

その生徒は「合格発表の前にそれを聞いてくると
いうことは合格しているってことね」と思ったそうです。


それに対して、ゲームをやり続けていた生徒は
志望校に合格しませんでした。

その生徒は合格発表の後、
「親に叱られるかも。ゲームばかりしていたから」
と思ったそうです。

多分、その生徒の中でその志望校は
「ゲームをやっていても受かる」と思える程度の
学校だったのかもしれません。
油断があったのかもしれません。

よく保護者が志望校に合格しなかった時に
「受験に失敗した」
と言いますが、
私は、「おかしい」と思います。

受験には「合格」か「不合格」という「事実」だけです。

受験に「失敗」したと「解釈」しているだけです。

その不合格になった生徒にとって
本当に「失敗」なのでしょうか?

それは本人がどう「解釈」するかによりますよね。

次回の受験時には、今回の「経験」を活かして
勉強に打ち込もう、と思えれば、「失敗」には
なりません。

このように「受験に失敗した」という親は
本人に「失敗」を植え付けることになります。
本人は「劣等感」を持つかもしれません。

最悪なのは「あの塾のせいで失敗した」
と親がいうことです。これだと本人に「学び」が
全くありません。

でも親が「優先順位をつけられなかった結果
こうなってしまったけど、いい経験になったね」
と言えば、本人もそのように思えるでしょう。

結果責任は本人しか取れないのです。

この「不合格」という「事実」をどのように
「解釈」するか、でその人の後々の人生に
大きな「違い」を生んでいくことは
間違いありません。

今回、好きなゲームを封印して勉強に打ち込み
見事「合格」を勝ち取った生徒は、
「願望=辛抱」を体感したことなります。
これが自分自身を信じる力、即ち、「自信」
になるのです。

彼は今、「ゲーム三昧」との事です。

今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。