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併願校の決め方

2023/10/18
Victoryブログ

こんにちは。

Victory学院講師の山田修です。

 

中学受験生は合格のために勉強を頑張っています。

 

2月1日は東京都・神奈川県のほとんどの私立中学校で

1回目の入試が行われ、

受験生の多くがこの日に第一志望校を受験します。

 

2月1日入試の実質倍率(合格者数÷受験者数)

2〜3倍の学校が多く、

合格を得ることができるのはおよそ3人に1人です。

 

中学受験は高校受験よりも厳しい入学受験となるケースが

多くあります。

 

また、入試当日に体調を崩したり、

緊張のため本来の実力を出せないために

残念な結果と結果となることがあります。

 

しかし、第一志望校で合格できなかった場合も、

併願校で合格できれば、「合格できる力はあるんだ」と

子どもは自信を持つことができ、前に進む力となります。

 

ポイントは「早い段階で合格を得ること」です。

合格の可能性が高い併願校を入試日程に組み込むことで、

第一志望校が別日程の試験で合格できることがあります。

 

ですが滑り止めということで偏差値や日程、立地などの

条件だけでとりあえず受験したとします。

第一志望校に合格できずにとりあえず受験した学校に

進学することになったら、

親子ともにつらい状況になります。

 

では、併願校はどのように選べばいいのでしょうか?

 

第一志望校に不合格だったときに納得して通学できるよう

併願校選びは第一志望校以上に吟味することが大切です。

 

まずは日程や難易度は気にせずに、

できるだけ多くの学校を見学しておくことが大切です。

そのときに校風や教育方針、生徒の雰囲気などを、

ご家庭の教育方針と合うかどうかを見ましょう。

 

そのときに大切なことは、

特別なことがない限りは第一志望校は変えないことです。

併願校は第一志望校を軸に決めます。

軸がブレると併願校もなかなか決めることができません。

 

併願は「ステップアップ」が正攻法です。

第一志望校の第1回目の受験日が2月1日の場合、

1月中に併願校を受験し、1校以上合格してから

2月1日の受験に臨むのがベストです。

 

2月1日以降の入試は午後も実施する学校も多いです。

午前に確実に合格できて志望度の高い学校を受験し、

午後に第一志望校にチャレンジする受験方法もあります。

日程が後になるほど合格者が絞られ、難易度が上がる

というイメージがありますが、

先に合格したことで落ち着いて入試に臨むことができ、

2日目以降に第一志望校に合格できる可能性も高まる

場合があります。

 

併願校の選択は、塾の先生と相談しながら

子どもの成績やタイプ、志望校の入試日程を確認して、

最高のパフォーマンスができるスケジュールを組むことが

大切です。

 

親御さんもお子さまが落ち着いて受験できるよう

サポートをしてあげてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。